
UQモバイルとは
UQモバイルとは、KDDIのグループ企業であるUQコミュニケーションズが提供するau系のMVNOです
なので、auの回線を使用している格安SIMということになります
ピンク・レディーの「UFO」の部分を「UQ!」と歌う3姉妹と、ガチャピン・ムックが出てくるあのCMが大変有名ですね
ちなみに、あのWiMAXもUQコミュニケーションズが運営しています
実はこのUQモバイルですが、通信速度の速さで顧客満足度2年連続No.1なんです!
料金が安くなる分、通信速度が遅くなるというデメリットがある格安SIMでしたが、UQモバイルを使えばそんな心配も必要ありません
筆者の周りにいる格安SIMユーザーの友人が、何故かほとんどUQモバイルだったことも納得です
さて、今回はCM効果と着実な人気から認知度が急上昇しているUQモバイルについて、数あるプランの中から、なぜ僕が「データ高速プラン」を選択したか、実際に使用してみた感想などをまとめてみたいと思います
プランで悩んでいる方がいれば、ぜひ参考にしていただけるとありがたいです
ちなみに、記事中に出てくる専門用語が分からないという方、そもそも格安SIMって何?という方は、下の記事を参照してみてください
→【これだけでも知っておきたい格安SIMの最低知識まとめてみた】
特徴
大人気のUQモバイルですが、代表的なものとして以下の特徴が挙げられます
1 格安SIM最高レベルの通信速度・通信品質
UQモバイルは、KDDIの社長が会長をしており、KDDIの資本が大量に入った会社です
KDDIの実質的な子会社といえます
一般的に格安SIMはキャリアと全く関係のない企業が運営しているというパターンが多いので、これにより他の格安スマホにはない優遇が実現されています
KDDI(au)回線を直接利用しており、異常なくらい通信が早く、かつ安定しています
UQモバイルよりも速い格安SIMはありません
速さを重視するなら、UQモバイル一択となります
2 音声通話プランが充実している
UQモバイルには「おしゃべりプラン」と「ぴったりプラン」の音声通話プランというものがあり、使う人に合った音声通話サービスを選択できるのが人気の理由のひとつといえます
「おしゃべりプラン」は、5分以内の通話なら何度でもかけ放題というもの
- 長電話はしない
- 仕事などで短い電話をかけることが多々ある
という人は、絶対これがオススメです
「ぴったりプラン」は、累計60〜180分までの間なら無料というもの
(プランSの場合60分、Mの場合120分、Lの場合180分)
- 長電話しがち
- 5分では少ないと感じる
という人は、これにしておくのが無難です
ちなみに以下が、各プランの料金表です
プランS | プランM | プランL | |
月額料金 | 1,980円 | 2,980円 | 4,980円 |
データ容量 | 2GB/月 | 6GB/月 | 14GB/月 |
おしゃべりプラン | 5分以内無料 | 5分以内無料 | 5分以内無料 |
ぴったりプラン | 60分/月 無料 | 120分/月 無料 | 180分/月 無料 |
3 高速 or 無制限のデータプランがある
データ高速プラン(150Mbps)とデータ無制限プラン(最低500Kbps)があります
上記プランとは異なり、こちらには通話のかけ放題や定額通話がありません
通話30秒につき20円がかかります
電話を頻繁にしない、ほぼLINEでしか通話しないという人はこちらのプランがオススメです
料金も変動しません
速度を見てみると、高速プランはデータ無制限プランの3倍以上も速いという計算になります
優遇を受けているので、実際はこれ以上の通信速度が出るらしいです
データ高速3GB | データ無制限 | |
データ専用SIM | 980円 | 1,980円 |
データ+音声通話SIM | 1,680円 | 2,680円 |
データ高速プラン(3GB)を選ぶべき
どのプランが良いかについては、人それぞれの使用形態があるため一概に言えません
しかし、僕はよほどの場合でない限りは「データ高速プラン(3GB)」を選ぶべきだと思います!
理由としては以下の点があります
1 おしゃべりプラン・ぴったりプランは、最初の1年間しか旨味がない
おしゃべりプラン・ぴったりプランは、利用してから14ヶ月以降に月額料金が1,000円加算、26ヶ月以降にデータ容量が半分になるという大きなデメリットがあります
例えば、ぴったりプランでプランMを契約したとしましょう
最初の一年間は、上の表にあるとおり月額2,980円でデータ容量6GB、120分まで通話無料です
しかし、2年目になると月額3,980円に上がってしまいます
さらに3年目後には、月額3,980円でデータ容量3GBとなり、どんどん使いづらくなってゆくのです
せっかく格安SIMにしたのにいうほど格安感がない…というガッカリ感も否めません
2 よく考えたら、ほとんど通話していない
僕の場合は、これも大きな理由です
(通話履歴をみてみたら悲しくなった)
普段、長電話もしなければ頻繁に通話することもない
そもそも、通話したとしてもLINEを使う
電話番号にかけることなんておばあちゃんに連絡するときくらいです
だとしたら、音声プランを充実させてもメリットが少ないです
その分、安いプランを選択した方が絶対いい
3 データ高速プラン(3GB)が一番お値打ち
何と言っても、最大の理由は高速プランなら月額料金が1,680円になるということです
月額8,000円〜10,000円払っている僕からすれば、毎月6,000円〜8,000円以上も節約できてしまうことになるんです
感動ですよ、これはもう
一年に換算すれば、なんと10万円近い金額に…
しかも、おしゃべりプランとぴったりプランのように、2年目3年目に金額が変動することもないので安心
低速の無制限プランとも悩みましたが、やはりUQモバイルの売りである通信速度の速さを享受するには、データ高速プランにするのが良いです
データ高速プラン(3GB)のデメリット
利用料金が大幅に節約できて、通信速度も速いデータ高速プラン(3GB)ですが、当然デメリットはあります
まず、音声通話をよくするという人にもオススメできません
LINEであれば、インターネットを使った通信なので通話料はかかりませんが、LINEを持っていない人と電話をする機会が多々ある方は、気がついたら思いもよらない額になってしまいます
とはいっても、30秒につき20円程度なので、仮に10分電話してしまったとしても400円程度ですが…
仕事の関係で電話をよく使う方などは、慎重に考えた方が良さそうです
また、データ容量が3GBで足りるかということも重要です
僕の場合、一番の懸案事項でした
制限がかかっているときは使えたもんじゃありません
僕の場合、動画やスマホゲームはあまりやらなかったのですが、その他アプリの使用やネット閲覧等で、何だかんだ毎月5〜7ギガは消費していました
キャリアのときは、それでもよかったのですが
結論からいうと、全く問題なかったです
UQモバイルでは、「ターボ機能」が搭載されており、低速でギガ消費ゼロの「節約モード」と高速でギガ消費アリの「高速モード」の切り替えが自由自在にできるからです
「節約モード」だと通信速度は制限されますが、ネット閲覧やLINEのやりとりなどはストレスなく使うことができます
これにより、自分でデータを使うべきとき、そうでないときをコントロールすることができ、僕みたいにキャリアで膨大なデータを消費していた人でも、毎月3GBに収めることが容易にできるのです
というか、僕はむしろ余りました(笑)
ちなみに余った分は翌月に繰り越されるので、無理して使う必要もないです

ただ、「節約モード」だと、どうしても画像の表示は遅いところがあり、動画をみるという点については快適には程遠いです
なので動画視聴やスマホゲームをよくする人には、正直オススメできません
そういう方は無制限モードにするか、低速だとUQモバイルのメリットが薄いので他の格安SIM(楽天モバイルなど)に目を向けてみるといいと思います
ただ、家や職場にいるときはWiFiに接続すればいいですし、通常の使い方をしている分には、3GBあれば十分足りるのでは…
心配な方がいたら一度、自分自身の月々の使用データ量を確認してみるのが良いと思います
まとめ
いかがでしたでしょうか?
UQモバイルでは、毎月プランを変更することができます
僕は試しにデータ高速プラン(3GB)にしましたが、結果的に通信も快適で、月々の利用料は格段に下がり満足しています
どのプランを選んでも大手キャリアのときに比べればお得なのは間違いないので、自分にあった使い方に応じて適切にプランを選んで見てください!